玄繕(げんぜん)の石材を知る Part3 人工大理石と人造大理石

玄繕日記

近年住宅設備メーカーのショールームなどを訪ねると、キッチンやユニットバスなどに使われる素材として人工大理石や人造大理石名をよく見かけます。これらは呼び方が違うだけで同じものと思っている方も多いのではないでしょうか。実はたった一文字違うだけで素材としては全くの別物です。

特性やメンテナンス方法も異なるので注意が必要です。
今回はそれぞれの特性をご紹介させていただきますので、建材選びの参考にしていただけると幸いです。

人工大理石

アクリル樹脂やポリエステル樹脂が主成分のため、石材ではなくプラスチックの仲間です。そのため加工がしやすく、様々なカラーや柄を再現できたり複雑な形のものも作れたりといったメリットがあります。石材に比べると柔らかいので皿などは若干割れにくくなるかもしれません。皿を置くときなど衝撃が少ないと思います。傷がつきやすいので研磨剤入りの洗剤などの使用は避けた方が良いと思われます。その時は綺麗でも細かな傷に汚れが入ってしまうからです。汚れは浸透しないところはgoodpointです。扱い方で黄ばみが生じることがある様です。

人造大理石

天然の大理石を粉砕した後、セメントや樹脂で再度成型した素材です。石材ならではのひやっとした手触りや硬さがあります。製造時に研磨して仕上げる必要があるため複雑な形状には向かず、キッチン天板など用途は限られがちです。
特に塗膜性のコーティングなどがない場合は、研磨剤入り洗剤なども使用して大丈夫です。ただし、良く洗い流してください。浸透する恐れがあります。

共通していえるのが熱にはそこまで強くないということです。ただ現在では熱したフライパンを直接置いても大丈夫なものなどもありますので、購入の際にはそれぞれの設備メーカーショールームなどに足を運び、特徴を聞いてみて下さい。実物を見て下さい。質感や手触りも重要です。フィーリングも大事です。

いいものに出会えると良いですね。

玄繕では人工大理石、人造大理石の補修・メンテナンスも請け負っています。
傷や変色、クラックなどのトラブルがありましたらぜひ一度ご相談ください。

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