玄繕(げんぜん)の石材を知る Part2 御影石

石材の紹介

御影石は日本でとてもよく馴染みのある石材です。なぜならほとんどのお墓で採用されている石材だからです。名前の由来は兵庫県神戸市の旧武庫郡御影町(現在の東灘区御影石町)に由来し、六甲山地から切り出したこの石材を御影町の港から全国各地に出荷していたことからきています。

御影石は別名「花崗岩(かこうがん) 英名:granite(グラナイト)」とも呼ばれています。色や種類は様々ありますが、どれもまるでTVの砂嵐のような柄が入っている特徴があります。

御影石の特性

御影石の主成分は石英と長石で、他に混ざった成分で様々なカラーがあります。とても丈夫な石材として知られており、雨風にとても強いので屋外で使われることが多いです。

また磨けば磨くほど光沢も生まれる性質もありますのでよくお墓に採用されるんですね。

屋外向きの美しい石材ですので古くはお城の石垣や石橋などに用いられ、現在でも庭の石畳はもちろんビルのフロアや玄関口の床材として広く採用されています。

床材として採用する場合はバーナーで炙るなどして表面に細かい凹凸をつけ滑り止め加工を施す場合もあります。

御影石の種類

エメラルドパール

産地:ノルウェー

宝石の名前を持つ通り、磨くと黒緑に輝き、とても高級感のある御影石です。キッチンカウンターや内装によく使われています。

アズールプラティノ

産地:スペイン

アズールは空色の意味をもっており、薄い青みがかったグレーの色合いが特徴で柄のムラが少ない御影石です。キッチンカウンターなどに使われることも。

ディアブラウン

産地:カナダ

 茶系の色合いで少し落ち着いた雰囲気を与えてくれる御影石で、風化に強いため内装はもちろん、玄関や屋外の使用にも適しています。

リラジェライス

産地:ブラジル

 赤紫のと茶色の間のような色合いで、キッチンカウンターなどのワークトップはもちろん耐久性に優れているので屋外での使用にも適しています。

サビ石

産地:中国

 薄茶色い斑点が鉄サビを思わせるためこのような名前が付いたとされる御影石で屋内外問わず様々な場所で使用できる石材です。

ブラックマリナーチェ

産地:ブラジル

 一粒一粒が大きいユニークな柄を持つ御影石で、まるで河原の石を人工的に固めたようにも見える希少な石材です。とても硬く給水率も低いのでワークトップなどに適しています。

以上、「玄繕(げんぜん)の石材を知る」第2回は御影石をご紹介させていただきました。

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